装置について
- RCF(リフラクトリーセラミックファイバー)が装置に使われていますか?
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断熱材やヒータブロック(ヒータ素線付き断熱材)に使用されている可能性があります。使用の有無は装置によって異なりますので、装置型式、製造番号を確認の上、弊社までお問い合わせ下さい(型式・製造番号は、装置銘板または納入仕様書に記載されております)。
- アスベストが装置に含まれていますか?
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2005年7月以降に製造された装置には、アスベストは含まれておりません。
それ以前の装置における使用の有無につきましては、装置型式、製造番号を確認の上、弊社までお問い合わせ下さい(型式・製造番号は、装置銘板または納入仕様書に記載されております)。
- カタログやWebサイトに掲載されていない装置の製造も可能ですか?
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可能です。標準機をベースにしたカスタマイズだけでなく、完全新設計にも対応致します。
- 「置きポン」とはどいう意味ですか?
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装置をお客様の工場に設置する際、所定の場所に装置を据え付け、電源やガス・水などのユーティリティーをつなぐだけで作業が完了することを指します。ピット工事やピット内での作業が要らないため、短時間で据付作業が完了します。
- 装置が不要になりました。買い取ってもらうことはできますか?
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買取は承っておりません。中古機買い取り業者をご紹介することは可能です。
- 中古機の販売は行っていますか?
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行っておりません。
- 小型の電気炉やオーブンを載せる架台は扱っていますか?
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一部の機種には、オプションとして架台をご用意しております。またそれ以外の機種につきましても、特注品として製作することが可能です。
- 搬入・据付する際、装置を横倒しにしても良いですか?
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横倒しにはしないで下さい。横倒しにすると、炉内の断熱材等が崩れる可能性があります。
- 炉内の断熱材にヒビが入ったのですが、このまま使用しても大丈夫でしょうか?
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断熱材の性質上、炉を使用する過程で、痩せたりヒビ割れがが生じることは避けられません。軽微なヒビであれば、そのままご使用頂いても問題はございません。
断熱材に深いクラックが生じたり、欠けたりした場合は、補修や交換が必要となる可能性がありますので、弊社営業もしくはサービス窓口までご連絡下さい。
- 有効範囲、有効寸法とは何ですか?
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有効範囲とは、炉内の中央に広がる温度分布の良好な範囲のことで、その寸法を有効寸法と呼びます。通常、有効寸法は、炉の内寸のおおよそ2/3程度です(炉内の側壁や天井、炉床の近傍が残りの1/3にあたり、中央部分と比べると比較的大きな温度差があります)。仕様書等に記載されている温度分布精度(±○℃)は、この有効寸法内の温度のばらつきを指します。
- 常用使用温度範囲の下限よりも下の温度で使用することは可能ですか?
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可能ではあります。但し、以下のような懸念があります。
・昇温段階から均熱段階に移行する際、炉内温度が設定温度よりも大幅に高くなること(オーバーシュート)があります。
・炉内温度が、設定温度を境に上下にふらつくこと(ハンチング)があります。
・炉内の温度分布が良くない。
・使用されているヒータによっては、その寿命が短くなることがあります。
- 最高温度で装置を使用しても良いですか?
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最高温度とは、一時的には使用可能ですが装置にダメージを与える可能性のある温度です。最高温度での頻繁なご使用や連続運転は、装置の故障や寿命を縮める原因となりますので、常用温度範囲内(仕様書に記載されております)でご使用頂きますようお願いします(常用温度範囲内でのご使用でも、消耗品の劣化はございます)。
尚、常用温度の上限を超えたご使用による不具合については、保証外とさせて頂いております。
- 装置の型番・製造番号はどこに書かれていますか?
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装置に付いている銘板に刻印されております。
また、納入仕様書の表紙にも記載されております。
- モルダサームⓇ(断熱材/ヒータ)だけの購入は可能ですか?
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弊社製装置に使用されているモルダサームⓇを破損・断線等の理由で交換される場合は、ご購入可能です。それ以外の場合は、申し訳ございませんがモルダサームⓇだけの販売は行っておりません。
- RCF(リフラクトリーセラミックファイバー)が使用されていない装置はありますか?
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RCFフリーの装置を製作することも可能です。装置をご検討される際、その旨を弊社にお伝え下さい。
アフターサービスについて
- 製造後、数十年経った装置を使用しています。修理やメンテナンスを依頼することは可能ですか?
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可能です。数十年経過した装置のメンテナンスも承っております。まずは、弊社営業またはサービス窓口にお問い合わせ下さい。
- 装置の修理を依頼する場合、装置を貴社工場に送る必要がありますか?
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基本的には弊社サービスマンがお客様を訪問し、作業させて頂きます。
作業の内容によっては、弊社工場内で修理する方が良いケースもあり、そのような場合は弊社工場に装置を送ることもあります。
- 装置の廃却を貴社に依頼することはできますか?
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申し訳ございませんが、弊社では承っておりません。
お客様にて、専門業者等にご依頼頂けますようお願いいたします。
- 消耗品にはどんなものがありますか?
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断熱材、レンガ、熱電対、ヒータ、パッキン、Oリングなどです。
- 取扱説明書や仕様書を紛失しました。再発行できますか?
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弊社に資料が保管されていれば、再発行が可能です。PDFデータでご提供させて頂きます(再発行が有償となる場合もございます)
尚、出荷後数十年が経過している場合は、弊社にも資料が残っていないことがあります。その場合は、申し訳ございませんが、再発行できません。
デモ・試焼きについて
- デモ・試焼きの結果が良くなかった場合、条件を変えて再度処理することは可能ですか?
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可能です。
- デモ・試焼きに立ち会うことはできますか?/立ち会うことなく、こちらからサンプルを送り、デモ処理後に返送して頂くことは可能ですか?
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立ち会って頂くことが可能です。是非弊社にお越し頂き、実際の装置や使用感をご確認下さい。
立ち会って頂くことが難しい場合は、サンプルを弊社までお送り下さい。処理後に返送させて頂きます。
また、Webでの立ち合いも可能です。ご希望の場合は、弊社営業までお問い合わせ下さい。
- デモ・試焼きは有償ですか?
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基本的には無償です。
特別な準備(特殊な機材やガスなど)が必要な場合は、その分の費用を頂くことがあります。