Feature article

工場で消費される全エネルギーのうち、約2割を熱処理装置が占めると言われています。多くのエネルギーを消費する熱処理装置において、製品の熱処理に直接有効利用されているエネルギーは約20%。それ以外の80%はエネルギーロスとなっています。
当社はこのエネルギーロスの半減に取り組み、カーボンニュートラルに貢献して参ります。

ガス浸炭炉における取組

エネルギーロスを半減し貴社の省エネ・CO2削減に貢献します

  1. 取組① 雰囲気ガス

    N2ショット
    処理品入出時にN2を導入することでガス量を削減。

    効果

    浸炭品質を維持しつつ雰囲気ガス量を削減

    33 %

  2. 取組② 炉殻

    ・モルダサームプラス
    ・スーパーモルダサーム
    内層の断熱材をレンガから、当社独自のモルダサームプラス 及び スーパーモルダサームに変更 (※1)

    効果

    炉殻の
    放散熱量が減少し
    加熱室電力を削減

    モルダサームプラス

    21 %

    ※2

    スーパーモルダサーム

    22 %

    ※2

    処理条件や費用対効果を考慮の上、
    最適な断熱材をご提案します。

    炉内温度: 950℃時(参考値)

  3. 取組③ 油槽制御

    QECQuenching oil temp. Eco Control
    • 省エネ制御:
      焼入油の強制冷却を行わない
    • 油温保持の電力を使用しない

    効果

    油槽保持電力を最少化し油槽電力を削減

    52 %

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