Feature article

工場で消費される全エネルギーのうち、約2割を熱処理装置が占めると言われています。多くのエネルギーを消費する熱処理装置において、製品の熱処理に直接有効利用されているエネルギーは約20%。それ以外の80%はエネルギーロスとなっています。
当社はこのエネルギーロスの半減に取り組み、カーボンニュートラルに貢献して参ります。

ガス浸炭炉における取組

エネルギーロスを半減し貴社の省エネ・CO2削減に貢献します

  1. 取組① 雰囲気ガス

    ATD®オートターンダウン
    安全性と製品品質を維持しつつ、変成ガスの量を必要に応じて自動的に調整して供給する技術。
    余剰ガスの燃焼削減にも貢献します。(※1)

    効果

    浸炭品質を維持しつつ雰囲気ガス量を削減

    60 %

    ATD®が適用できない場合にはN2ショット(ガス量削減▲50%)といったアイテムもございます。

  2. 取組② 炉殻

    MT⁺モルダサーム®プラス
    内層の断熱材をレンガから、当社独自のMT⁺に変更。

    効果

    炉殻からの放散熱量を削減

    22 %

    ※2

    炉内温度: 950℃時(参考値)

  3. 取組③ 油槽制御

    QEC®Quenching oil temp. Eco Control
    • 省エネ制御:
      焼入油の強制冷却を行わない
    • 油温保持の電力を使用しない

    効果

    油槽制御に消費されるエネルギーを削減

    85 %

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