お知らせ

2025.06.20

当社社員が、日本熱処理技術協会より技術育英賞を受賞

2025年5に東京科学大学にて開催された(一般社団法人)日本熱処理技術協会の「第99回講演大会」において、当社工業加熱装置部の幸田尚久が技術育英賞を受賞しました。
この賞は、熱処理及びその関連業務に従事し、今後の活躍が期待される者に授与されます。

受賞理由
幸田は、主に「超高速浸炭技術」の開発に従事しており、
・種々の部品に応じた処理条件の提案
・熱処理プロセスの最適化による省エネ化
・解析技術を活用した加熱コイル形状の最適設計

などに力を入れています。

また最近では、超高速浸炭技術の焼結材への適用、最適化シミュレーションを活用した加熱コイル設計や
代理モデルの活用にも取り組み、CO2排出量の削減、リードタイム短縮や品質向上などの成果を得ています。

これらは、2024年第98回・2025年第99回日本熱処理技術協会講演大会においても発表しています。(共著)

さらには実験室の安全化や後進の育成にも力を入れており、これらの功績が評価されました。

授賞式の様子授賞式の様子 (003).JPG

今後に向けて
当社は、超高速浸炭技術を通じてお客様の課題解決に貢献するソリューションプロバイダーを目指してまいります。さらに本技術にとどまらず、「地球のため、世の中のため、お客様のため」に、ヒートテクノロジーを通じた持続的な価値提供を続けてまいります。

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