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様々な浸炭方法・生産形態・処理量に合わせ最適な設備をご提案

Smart FLEC®

2015年から販売開始したSmart FLEC®シリーズは、バッチ・連続処理に対応可能なガス浸炭炉Smart FLEC® Gと1個流しの超高速浸炭炉Smart FLEC® Oneを販売してきましたが、お客様の要望に応え、新たに真空浸炭炉Smart FLEC® Vも展開を開始。様々な浸炭方法・生産形態・処理量に合わせ最適な装置をご検討頂くことが可能となりました。

Smart FLEC®シリーズ

    1. バッチ処理
      • ガス浸炭
      • 真空浸炭
      • Smart FLEC®G
        (一室タイプ)
      • Smart FLEC®V
        (一室タイプ)
    1. 連続処理
      • ガス浸炭
      • 真空浸炭
      • Smart FLEC®G
        (多室タイプ)
      • Smart FLEC®V
        (多室タイプ)
    1. 一個流し
    2. 超高速浸炭
    3. Smart FLEC®One
      (一室タイプ)

Smart FLEC® series バッチ・連続 ガス浸炭

Smart FLEC®G
スマートでフレキシブルなガス浸炭炉
小型化によるピットレス化、置きポン化を実現した新しいコンセプトの小規模浸炭炉です。加熱室1室タイプだけでなく処理量に合わせた小規模連続炉をシリーズ化しています。

Smart FLEC® Gの特長

フレキシブルな設置が可能

ユニット構造を採用し、増設や入れ替えが容易

  • 入口パージ室
    入口パージ室
  • 油槽
    油槽
  • 加熱室
    加熱室
  • パージ室
    パージ室
  • 仕切扉
    仕切扉
  1. STEP①イン-アウト式
    <span>STEP①</span><span>イン-アウト式</span>
  2. STEP②ストレートスルー式
    <span>STEP②</span><span>ストレートスルー式</span>
  3. STEP③連続式
    <span>STEP③</span><span>連続式</span>

ピットレス化

需要変動への対応

小規模化による生産変動への対応

  1. 量の安定重視

    従来は大量生産で
    コストを安く

    大型バッチ炉や連続炉の場合
    1チャージ分のロットが
    なかなか揃わない

  2. Smart FLEC®
    用いることで、需要変動に対応

    小規模熱処理への転換

    グローバル展開には必要不可欠

    • 小ロットは1チャージ分のロットが揃いやすい
    • 短サイクルで炉に投入可能
    • 熱処理条件が同じなら多品種小ロットでも混載が容易

Smart FLEC® series バッチ・連続 真空浸炭

Smart FLEC®V
製品品質が向上し、環境にも優しい
真空浸炭炉
Smart FLEC® Gのコンセプトを継承しながら、CO2低減やトータルコストで優位な真空浸炭炉。加熱室1室タイプだけでなく処理量に合わせた小規模連続炉をシリーズ化しています。

Smart FLEC® Vの特長

Smart FLEC® Gのコンセプトを継承

フレキシブル設置・ピットレス・需要変動への対応

環境に優しい

カーボンニュートラルに貢献

環境に優しい
CO2排出量
CO2排出量
  • 燃焼排ガス無し
    (燃焼によるCO2発生ゼロ)

  • 炉温保持不要

    土日夜間の完全停止が可能で省エネルギーに貢献。
    クイックスタート(即立上げ)が可能です。

メンテナンスコスト
ガス浸炭炉に比べ
メンテナンス頻度低減
  • 長寿命SiCヒータを採用
  • 断熱材交換頻度減少

製品品質向上

無酸化処理で優れた製品光輝性を確保

Smart FLEC® series 一個流し 超高速浸炭

Smart FLEC®V
スマートな生産工程をご提供する超高速浸炭装置
Only One技術である誘導加熱を用いた超高速浸炭技術を採用し、究極の浸炭1個処理による Just In Time生産の実現が可能な装置です。
お客様製品の飛躍的な『Q(品質向上)、C(コスト低減)、D(生産性向上)』の実現に加え、CO2排出量の削減を可能にします。

Smart FLEC® Oneの特長

超高速浸炭

誘導加熱と超高温処理により、浸炭時間を大幅短縮

誘導加熱
処理品のみを直接加熱することで、短時間での昇温が可能
超高温処理
1300℃までの高温域における浸炭処理を実現。高温になるほど、炭素原子の処理品への浸透、内部での拡散が速くなり、一般的なガス浸炭に比べて、処理時間を飛躍的に短縮

インライン化

1個処理によるインライン化にも対応可能

インライン工程のメリット
  • コンパクト設備による置きポン化
  • 中間在庫の削減
  • モジュール設計によるメンテナンス性向上
  • 誘導加熱による利便性の向上(クイックスタート)
  • 少量多品種製品の条件出し時間短縮
  • 1個流しによる熱処理品質保証
現状の製造工程

前後工程を多くの仕掛と運搬によってつなぐ必要がある

現状の製造工程
インラインの工程

高速処理とスリムな熱処理工程により、全工程が一カ所でコンパクトに完結

インラインの工程
  • 熱処理の前後工程と直結
  • シンプルラインを構成

電化によるCO2 削減

・誘導加熱を活用した直接・急速・高温加熱
・クリーンかつ安全な作業環境