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AllFit®

当社では、すべてのお客様の要望にFitした新しい熱処理技術を提供するため、過熱水蒸気雰囲気を採用した製造装置をシリーズ化しました。
バッチタイプ、連続タイプの2種類の熱処理装置から選択できます。
また、実験開発用、少量生産用から大量生産タイプまでラインアップしています。

過熱水蒸気の特徴と適用例

過熱水蒸気とは?

100℃の飽和水蒸気を常圧でさらに高温加熱したH2Oのドライガス(低酸素状態)のこと。

特徴

処理品質向上、処理時間の短縮

  • 加水分解により
    • 窒素ガスに比べ、残炭素量を減少させる効果がある。
    • 発熱反応の抑制によりガスの発生量が減ることで成形体へのダメージを緩和する効果がある。
  • 過熱水蒸気は加熱空気より比熱が高く、輻射効果も得られるため伝熱性が極めて高い。

過熱水蒸気の市場

過熱水蒸気温度

適用例

セラミックス成形品の脱脂
電子部品の脱脂

AllFit®のラインアップ

バッチタイプ

連続タイプ

付帯設備

ヒータ式排ガス処理装置

オプション

CO2ガス測定ユニット(排ガス濃度モニタリングシステム)

CO2濃度測定で脱脂を見える化
  • 最適な脱脂処理プロファイルの検討に有効
  • 過熱水蒸気中におけるバインダーの分解挙動を可視化
    (Air、N2などの雰囲気にも対応)
  • 既設炉への後付けも可能

特殊事例紹介

過熱水蒸気のデモについて

小型から大型のバッチ炉、連続炉など、多種多様のデモ用設備を取り揃え、お客様の処理方法・生産形態・処理量に合わせたデモが可能です。
詳細は当社営業担当者にお問い合わせください。

デモ・試焼きの
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