省エネルギーや環境問題にも配慮した金属熱処理（浸炭・窒化・焼結・焼鈍・焼入などの表面改質）装置をご紹介。
自動車・建設機械の主要部品であるギア・ベアリング、その他の機械部品、セラミックやカーボンなどを原料にする非金属部品、二次電池材料や磁性材料等、あらゆる工業製品・材料の熱処理に最適かつ、安全に配慮し、需要変動に対して柔軟な対応が可能な小型・ピットレス浸炭炉や、IoTの導入でカーボンニュートラル社会に貢献する装置を提供しております。
浸炭・焼入
鋼を高温に加熱し、鋼表面から炭素を侵入、内部に拡散させて炭素を固溶させる表面熱処理です。
浸炭窒化
鋼の表面に炭素と同時に窒素を浸透・拡散させ、表面硬化層を得る熱処理です。
焼戻
再加熱して硬さを調整しながら、粘りや強靭性を高めるための熱処理です。
真空熱処理
高光輝性、低歪み、耐久性の向上などのメリットがある熱処理で、鋼材の表面を酸化させず、光沢性を保ちます。
焼結
形成加工した段階の成形体を加熱することで粉末金属に拡散現象が起こり、接合して強く焼き固めることができます。
ロー付
ロウを溶かして金属を繋げ、 素材を傷つけず高い強度で接合することができます。
焼鈍・焼準
焼鈍（焼きなまし）は熱処理で硬くし過ぎた材料を柔らかく軟化させることができます。
焼準（焼きならし）は鋳造などの過程で生じた内部応力を除去します。
焼準（焼きならし）は鋳造などの過程で生じた内部応力を除去します。
溶体化
合金を均一固溶体の範囲の温度まで加熱して十分な時間保持し、急冷して固溶体の状態を常温までもってくる処理ができます。
窒化
窒素を含む雰囲気中で加熱処理をして、鋼表面に窒化物を形成させて硬化させることができます。
ガス軟窒化
金属に窒素を浸透させ、窒化物を形成し表面を硬くする処理ができます。
脱脂
素材に付着している油脂を取り除く処理で表面処理の前処理の工程で行われます。
付帯設備
ガス発生装置、石油系溶剤洗浄装置をラインアップしています。
