半導体製造装置

2023.01.30

SiC用縦型炉 8インチウェーハの100枚処理

【概要】
  SiCパワーデバイス用「活性化炉」と「酸窒化炉」において、8インチウェーハの
  生産性を向上させ、1バッチあたり100枚の処理が可能となりました。

【課題】
  世界的な自動車のEV化に伴い、SiCパワー半導体の生産が本格化しています。
  ウェーハ径も従来の6インチから8インチへ移行し、生産性の向上が課題と
  なっています。
  しかし、活性化炉は1900℃、酸窒化炉は1400℃と非常に高温で熱処理するため、
  8インチウェーハの最大処理枚数は1バッチあたり50枚(活性化炉)、75枚(酸窒化炉)
  が限界でした。

【対策】
  生産性向上のため、プロセスチャンバやヒータ、
  装置構造の見直しを行いました。

【効果】
  1バッチあたり最大100枚の処理が可能となり、
  生産性が1.3~2倍向上しました
  (当社従来装置比)。

【対象機種】
  ・装  置:縦型システム
  ・対象機種:VF-5300HLP(活性化アニール)VF-5300H(酸窒化アニール)  

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